皆さんはかぼちゃは栄養価が高いと言うイメージはありますか?
その栄養価の高さの象徴ともいえるのが、「冬至にかぼちゃを食べる」と言う日本の古くからの風習ではないでしょうか?


そもそも冬至って何?
1年間で1番昼が短くて夜が長い日で12月22日頃を指す場合が多い。
同時に死に近い日とも日本では言われている。


- かぼちゃはとても保存がきく
- 栄養分が高く風邪予防になる
- 収穫してから寝かせた方が栄養分が高くなる


ビタミンACE(エース)とは?
上記に説明した通り、昔からかぼちゃの栄養価の高さは評価されていました。
実際にかぼちゃの栄養価の高さは野菜の中でもトップクラスです。
中でも・・・
- βカロテン
- ビタミンC
- ビタミンE
が豊富に含まれており、これら3つの成分には活性酸素の増えすぎを防ぐ抗酸化力があります。
活性酸素とは?
体を酸化させる物質
活性酸素は人体には必要ではあるが、増えすぎると体調不良や老化の原因になる。
ビタミンC ➕ ビタミンE =ビタミンEの抗酸化力が持続する!

さらにさらに・・・
βカロテンは体に必要な分だけビタミンAに変わります。
ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE
この抗酸化力の高い3つの成分のアルファベットを繋げてビタミンACE(エース)と呼ばれます。
この3つのビタミンを3大抗酸化ビタミンと言います。
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まだまだあるよ!ビタミンACEの効果
3大抗酸化ビタミンのビタミンA・ビタミンC・ビタミンEそれぞれの抗酸化作用以外の効果を紹介していきたいと思いいます。



βカロテン(ビタミンA) |
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ビタミンC |
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ビタミンE |
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かぼちゃの他の栄養素
かぼちゃに含まれるのは3大抗酸化ビタミンだけではありません!
健康効果や美容効果が期待できる栄養素は他にもたくさんかぼちゃには含まれています。
かぼちゃの豊富な食物繊維で便秘を改善
見るからに食物繊維が多そうなかぼちゃですが、実際に食物繊維豊富です!!
食物繊維で腸の働きを促進し便秘の予防・改善をしましょう。

かぼちゃはカリウムの宝庫
高血圧の人は要チェックですよ!
カリウムはナトリウムの排せつを促す効果があるんです。
※体内のナトリウムの量、つまり体内の塩分の量が多いと高血圧になるため、体内のナトリウムを排せつするよう促す必要があります。
そのカリウムの含まれている量はかぼちゃは他の野菜と比べても非常に多いんです。


かぼちゃの保存方法
記事冒頭でも記載しましたが、かぼちゃは「保存がきく」ということです。
できるだけ良い状態で長期間保存するにはどのような方法で保存するのが好ましいのでしょうか?
かぼちゃ丸ごとの場合
丸ごとの場合はあまり何も気にすることはありませんね。
温度が高くなるところは避けなるべく風通しのよいところで保存しましょう。
かぼちゃ丸ごとの場合2ヶ月間保存しておいても美味しく食べることができます。
カットしたかぼちゃの場合
種とワタを取り除きラップに包んで冷蔵庫で保存しましょう。
カットする際にはカット面を濡らさないことも重要です。
カットしたかぼちゃの場合5日間保存しておいても美味しく食べることができます。
茹でたかぼちゃの場合
タッパーなどに入れて保存しましょう。
冷蔵保存の場合・・・冷蔵保存の場合は3日間保存しておいても大丈夫です。
冷凍保存の場合・・・冷凍保存しようと思っている場合は少し固めに茹でてください。
その後水気はしっかりキッチンペーパーなどでしっかり拭き取ってから保存するようにしましょう。
保存期間は1ヶ月間くらいを目安にしてください。
日本かぼちゃと西洋かぼちゃって?
かぼちゃには2種類あり、日本かぼちゃと西洋かぼちゃがあります。
多く流通していて、普段食べているのはどちらなのかというと西洋かぼちゃです。
西洋かぼちゃに比べて日本かぼちゃは上記に記載したような栄養素が少なく、味も薄いのが特徴です。
日本かぼちゃはほとんど流通していませんが、興味のある人は是非1度ご賞味あれ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
普段食べているかぼちゃはスゴイパワーがあるということが伝わりましたでしょうか?
野菜が持つ栄養素を知っておくことによって、あなたの料理に役立つこと間違いなしですよ。
